夜間頻尿とは、夜間睡眠中にトイレに起きて不便に感じることを言います。
夜の排尿回数が1回以上(50歳以上は2回以上)あることです。
その原因は、夜の尿量が多い「夜間多尿」、膀胱に溜める量が少ない「膀胱容量低下」、夜間目覚めやすい「睡眠障害」があります。
また水分過剰摂取、高血圧症・心疾患、糖尿病、睡眠時無呼吸症候群などの内科的疾患、抗利尿ホルモンの変化・腎濃縮能低下などの加齢変化が挙げられます。
「膀胱容量低下」の原因には、前立腺肥大症・過活動膀胱・神経因性膀胱・子宮筋腫・骨盤内臓脱などの泌尿器科・婦人科の病気、膀胱平滑筋の減少・尿意を感じやすくなるなどの加齢変化、高血圧、習慣性、心因性が挙げられます。
「睡眠障害」の原因には、騒音や寒暖など眠る時の環境要因、時差ボケや交代制勤務など睡眠環境の変化が原因となる整理敵原因、悩みや心配事、ストレスが原因となる心理的な問題、睡眠時無呼吸症候群やむずむず足症候群、周期性四肢運動障害などが原因となる器質的疾患、うつ病や不安障害、アルコール依存症などの精神疾患が原因となる精神疾患があります。
以上、いずれかの原因で排尿のメカニズムが阻害されているのが、夜間頻尿です。
通常は、膀胱内に150~300ml程度の尿が溜まりいっぱいになると、この情報が脊髄を通って延髄の端にある排尿中枢に伝達され、その刺激が大脳に伝えられて、尿意として認識されます。
この尿意を夜間に異常に感じてしまう症状です。