排尿困難とは、尿の勢いが弱い尿勢低下、尿が1本ではなく分かれて飛び散る尿線分割、尿をしている間に尿が途切れる尿線途絶、尿が出るまでに時間がかかる排尿開始遅延、尿を出す際にお腹に力を入れる腹圧排尿、尿の終り際に勢いが弱まって、滴下する排尿週末時尿滴下などの状態が起こる状態です。
原因は、膀胱の縮む力の低下や尿道の閉まり具合が強くなるために起こります。
これらのバランスが崩れると、尿をした後に膀胱にまだ尿が残るようになります。
膀胱の縮む力の低下は、膀胱と尿道の働きを調整する神経の障害により起こる神経因性膀胱や、尿道の塞がった状態が一定期間継続した後に引き続いて起こります。
尿道の閉塞疾患で最も頻度の多い疾患は、男性の場合は前立腺肥大症、前立腺ガンです。
次に多いのは、尿道狭窄です。排尿困難は、医薬品によっても起こります。
多くの医薬品が原因になりますが、代表的なものとしては、頻尿失禁治療薬、過活動膀胱治療薬、抗精神病薬、抗うつ病薬、抗不整脈薬、胃腸薬、下痢止め剤などでみられます。
総合感冒薬のような市販の医薬品でもみられることがあります。
原因となる医薬品を服用してから数時間以内に発症することもありますし、数ヵ月後に発症することもあります。糖尿病などがあり、排尿筋が低下している場合は発症しやすくなります。
特に前立腺肥大を合併している男性では起こりやすいので留意が必要です。
いずれにせよ、上記の医薬品を飲んでいる場合で上記の症状がみられる人は医師に相談しましょう。
医薬品を飲んでいない人は、原因となる病気にかかっていないか病院で調べましょう。前立腺肥大症の場合は「ノコギリヤシエキス」を飲んで様子を見てもいいですね。