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尿失禁

さまざまな尿失禁

尿失禁とは、尿が不随意に排出する状態を言い、次のような症状があります。

  1. 真性尿失禁
    排尿と無関係に絶えず尿が流出してしまう症状を言い、尿感が外陰部に開口する先天性の形態異常や、尿路と腹膜あるいは膣の間にろう孔ができている場合に見られます。
    神経因性膀胱のうち、反射性膀胱の場合は、膀胱に尿をあまり溜められないために起きます。
  2. 腹圧性尿失禁
    咳・くしゃみ、重いものを持ち上げた時に少量の尿が不随意に漏れる状態を言います。
    若い頃に起こることもありますが、一般的には、35歳以上の女性に多くみられます。
    分娩、婦人科手術及び月経閉止後、泌尿器周辺の手術後など、後天的に尿道の緊張が減少した場合に多いです。
    スポーツ中にも起こります。原因不明のものもあります。
  3. 切迫性尿失禁
    尿意を感じると我慢出来ず、トイレに行く前に漏らしてしまいものを言います。
    脳卒中、神経性膀胱などで大脳の膀胱に対する抑制作用が減退した時に多くみられます。
    また、膀胱炎などで、尿が非常に近くなると我慢出来ずに漏らしてしまうことがあります。70歳以上に多いです。
  4. 溢流性失禁
    膀胱に過剰な尿が溜まって、尿道から溢れ出てくる状態を言い、前立腺肥大症など慢性尿道通過障害の時に起こります。
    50歳以上の男性に多くみられます。
  5. 機能性尿失禁
    排尿機能に異常が無くても、運動障害や大脳の機能障害により、トイレに行くまでに漏らしてしまう状態を言います。
    高齢者に多く見られます。
  6. 反射性尿失禁
    膀胱内に尿が溜まると、膀胱収縮反射が不随意に引き起こされ、尿が漏れる状態を言います。

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